小さな幸せを感じる日々の日記

人生辛かったり楽しかったり悩んだり寝たり起きたり。

卵が先か鶏が先か

私は会話が苦手である。

特に人数が多い時はほぼ聴衆になる。

 

でも、会話がすべて苦手、嫌いかというとそうでもなく、自分が自由に話せる状況であれば話すのは楽しい。

 

「けれども話を聞いてくれる友達なんて作れない」という趣旨の話をすると、

「欲しいものはまず与えよ」的なアドバイスをしたり顔でしてくる人が必ず出てくる。つまり自分の話を聞いてくれる友達が欲しかったら、まず自分が聞き上手になりましょう、と。

 

昔の私もそういう考え方でしたよ。

その方が相手も楽しんでくれるしね。

 

でも待ってくれ。

 

そうやってできた友人っていうのはな。

 

「自分の話を聞いてくれる私」が好きなのであって、

「私の話を聞いてくれる人」ではなかったんだよ!!!!

 

そりゃそうだ!!

私の方がまず「聞く人」で会ってるんだから!

相手はそりゃ喜ぶだろうよ!!

 

で、多分どうでもいい他人はそんな私にこう言うだろう。

「相手が喜んでくれるならそれでいいじゃない。どうしても自分の話をしたがるなんて自己中すぎ。」と。

 

そう。

相手が私の話を聞かず自分の話ばかりするのは容認されて、私が自分の話をしたがるのは自己中扱いされる。

それは何故か。

 

それは私が最初に相手が欲しがっているものを与えてしまったからである。

 

だから私はずっと聞き役でなければならない。

聞き役ではない私は必要とされていないから。

 

でも私の望みはそうじゃない。

私は自分の話を聞いてくれない人の話を延々と聞き続けるのが趣味の人間ではない。

だから私は最初に自分の欲しいものを与えない。

それは相手に誤解を与えないために重要なことなのだ。

 

自分が何を必要としているかわかって貰わないと、相手にも迷惑がかかる。

まず自分から与えてしまうと、相手は私に対して「人の話を聞くのが大好きなんだなこの人」という印象を持ってしまい、とても一生懸命語ってくれるのだ、なんなら本人が語り疲れてしまうほどに。

 

それでお互いがフラストレーションを抱えるくらいなら、最初から自分全開で行った方がまだましだ。

 

 

ましだけど・・・。

 

 

でもそうすると私の話を聞いてくれる人なんてこの世に存在しない。

だから私はまず友達を増やすために聞き上手に・・・???!?!(そしてタイトルへ)

 

 

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まぁこういう話すると嬉々として「話聞くよ!!」と現れるネットワークビジネス勧誘者がゾンビのように沸いてきたりするのであまりリアルでは大きな声で言えないのが困りものです。

 

ネットワークビジネスやってる人にとって、「話を聞いて欲しい人」っていうのは最大級においしいカモらしいですからね。もう霊感商法ですやん。