なんだこれ面白い。が素直な感想。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ひとつ前の記事に書いたSINGのすぐあとに映画専門チャンネルザ・シネマでやっていたのでつい観てしまった。
上映された時も話題になったしアカデミー賞取った時も話題になったし紹介されてた映像がとてもエキセントリックで興味はあったんだけど観る機会がなかったので丁度良かったです。
前作を観ていないので多分基本がわかってないと思うのですが、面白かったです。
『マッドマックス怒りのデスロード』2015年
荒廃した系の近未来。
北斗の拳的近未来。
しょっぱなから良質な輸血袋として捕らえられる主人公。
もうこの時点でぶっ飛んでる世界観…。
基本的には主人公と利害関係の一致する女性たちが一緒に逃げる話だから、大きなくくりで見るとカーアクションのジャンルになるの?(違う気もする)
錆びた車たちも荒廃した荒野も異形の人々も全て細部にわたるまでこだわり抜かれていて映像が素晴らしかった!!
アクションシーンも派手!義手とかもカッコいい!!もうこれに尽きる!!
悪い方の未来
基本的には前作の内容理解できてなくても楽しく鑑賞できてあっという間の2時間って感じだったけど、家族と話しているうちに
『こういう未来が実際くる可能性だってあるよね…』
となり、深刻な環境破壊への問題提起と、その環境になってもきっと恐らく人間たちは、この映画同様に醜く資源を独り占めしたり争ったりしているんだろうなという結構深い議論に達してしまった映画でもありました。
絶対的な救世主は存在しない
それもまた現実。。
あ、あと、フュリオサのメイクが顔半分真っ黒になったりすっぴんになったりするのが不思議だったんだけどあれ何かの感情表現とかだったのかな・・・。