幸せ自慢と不幸自慢
自慢
「素晴らしい事がありました」と言うと、自慢ですかとやっかまれて、
「辛い事がありました」と言うと、不幸自慢ですかと侮蔑される。
だから私は幸せだと声に出して言うのがずっと怖かった。
でも、どちらにせよ言われるのなら幸せだと言った方が良いと気づいた。
不幸自慢は悲劇のヒロインになれるけど、
一生悲劇のヒロインで人生終わるように定められてしまう。
私の人生はハッピーエンドが良い。
悲劇のヒロインはハッピーエンドのヒロインより印象深くて魅力的でみんなの記憶に残るだろう。何でもない人の何でもないハッピーな人生なんて、退屈極まりない。
でも、私の人生に一番関係あるのは私だ。
誰に注目されなくても、私が私を生きればそれでいい筈なんだ。
どんなものを背負って産まれても、
過去がどんなに辛くても、
今がどんなに辛くても、
目指すところはハッピーエンド。
だから私は幸せなのです。
不幸を目指していないから。